ヤミ金の借金を全部返して、ヤミ金と縁を切りたい。
そう思っている人もいることでしょう。誰でも思いますよね。
また、すでに完済したので、ヤミ金とは縁が切れたと安心している人もいることでしょう。
実際に完済すれば、縁が切れるのでしょうか?
ふつうの貸金業者であれば、完済した時点で取引が終わることになります。こちらから連絡しない限り、向こうから連絡はしてこないでしょう。縁が切れたといえるかもしれません。
しかし、ヤミ金の場合は、そうはいきません。
完済した後も営業の電話がかかてくることがあります。
実際に借りたヤミ金からかかってくる場合もあれば、そのヤミ金と同じグループのヤミ金からかかってくる場合もあります。また、顧客リストが流れて、まったく知らないヤミ金から営業の電話がかあkてくることもあります。
完済したということは、まだ余力があるということ。
ヤミ金は「まだ搾り取れるだろう」と思い、営業をかけてくるわけです。
「そんなの無視すればいい」
そう思うかもしれません。たしかに、基本的な対応としては無視でいいでしょう。
しかし、中には勝手に口座へお金を振り込んでくるヤミ金もいるです。これは、上で説明した「押し貸し」というヤミ金の手口です。
当然、利子を付けて返せ、といってくるでしょう。
口座に入金されていたからといって使ってしまうと、ヤバいことになります。
ヤミ金と縁を切るには
ヤミ金と縁を切るのであれば、連絡を取れないようにすることです。
- 携帯電話の番号を変える
- 自宅の固定電話の番号を変える
- ヤミ金との取引に使っていた口座があれば解約する
- 引っ越す
- 職場を変える
4と5は、生活への負担が大きいので難しいでしょう。
1だけでもやっておくべきです。携帯電話が使えなければ、営業をかけてくることはないので。
取り立てではないので、新しい携帯電話番号を調べるようなことはしないでしょう。