大胆な考えです。
答えから述べると、できないこともない、です。
はじめから借り逃げするつもり、踏み倒すつもりで借りる人もいるくらいです。
上でも書きましたが、最近の闇金はほとんどが取り立てにきません。催促の電話をしつこくかけてくるか、嫌がらせをするくらいです。自宅まで取り立てにくる闇金はごくわずかでしょう。
だからといって、借り逃げ・踏み倒しはおすすめしません。
とくに、自宅や職場、身内の連絡先を知られている人は、なにをされるかわからないので、やめておきましょう。
司法書士に依頼して、闇金に債権を放棄してもらったほうが賢いといえます。
ただし、はじめから返すつもりがないのに借り、司法書士に相談しても、受任してもらえないことがあります。現金ほしさに数件の闇金から短期間で借り、1円も返さずに司法書士に介入してもって借金をなくす。手元に現金を残し(または必要なことに使い)、司法書士への報酬は分割払いにする。そんなことは無理。いくら、闇金は違法といえども、司法書士は受任しないでしょう。
「借りパクに近い場合は受任できません」と、公式サイトに書いている司法書士事務所もあります。
闇金から逃げる方法
自宅の住所、自分の携帯電話番号、勤め先しか知られていないのであれば、逃げる方法はあります。
引っ越す、電話を解約、勤め先を変える。
小口融資のホームページ系ソフト闇金からなら、これで逃げられるでしょう。
この手口で借りパクする人もいるくらいです。
小口融資の闇金は、たかが2、3万円のために移転先を探すようなことはしません。せいぜい、元の部屋の大家さんや元の勤め先に引っ越し先を聞くくらいでしょう。
身内の連絡先を知られている場合は、逃げてしまうと身内が嫌がらせをされる可能性があるので、やめたほうがいいと思います。
闇金から逃げる方法を書きましたが、私自身、逃げることはオススメしません。
逃げないで、
人生をやり直すつもりで住む所を変え、勤め先を変えるのは、いいかもしれません。
しかし、現実問題として、引っ越しの費用がかかります。闇金への返済に困っているわけですから、引っ越しの費用などないはずです。
闇金と知って借りてしまったあなたも悪いのですが、違法な貸付をしている闇金も悪い。
だから、逃げないで、司法書士に相談して和解してもらったほうがいいでしょう。
勿論、司法書士へ報酬を支払わなければなりませんが、後払い・分割払いが可能なので、闇金と和解した後にゆっくりと払っていけばよいのです。