闇金は利子が極めて高いので、ほとんどの人は数回ほどジャンプ(元金を返さずに利息だけを払って返済日を延ばすこと)しただけで、返済がきつくなります。中には、1回目の返済期日でさえ利息を払えない人もいます。
闇金に返さないとどうなるのでしょうか?
私の場合ですが、まずは携帯電話に電話がしつこくかかってきました。
もちろん、怒鳴られるのがわかっているので、電話にでません。すると、数分おきに何度もかかってきました。
その後、職場に電話がかかってきました。
これはきつかったですね。職場にいづらくなってしまいました。
ここで、自力での解決を断念し、相談先を探すことにしました。
闇金に返さないとどうなるのかをまとめました。
以下の文を参考にしてください。
返済できない方は、すぐにでも相談先を探したほうがいいです。どこに相談すればいいのかわからないという方は、当サイトで紹介している司法書士の「闇金被害相談所」に相談してみてください。
介入してもらえば、闇金からの借金がなくなることもあります。
1. ヤミ金から催促の電話がかかってくる
まずは電話攻撃です。
催促の電話ががんがんかかってきます。居留守を使って電話に出ないと、出るまで数十分おき、数分おきに電話をかけてきます。
電話に出れば、怒鳴られる。脅されることも。
「すぐに振り込め」と
しつこい闇金融になると、返済するまで数十分おきに電話をかけてきます。
当然、借りているほうは精神的に参ってしまいます。
2. 取り立てや嫌がらせがはじまる
電話での催促でも返済をしないと、今度は取り立てや嫌がらせがはじまります。
かつて、ヤミ金といえば、厳しい取り立てをしていました。厳しい取り立てをするから、それを恐れて、ほとんどの人はしっかり返済していました。厳しい取り立ての上に成り立っていたビジネスといえます。
しかし、現在は厳しい取り立てをするヤミ金は減っています。
その理由はいくつかあります。
警察を恐れているから
ヤミ金は違法行為なので、当然、警察を警戒しています。
厳しい取り立てをし、その客が警察にかけ込めば、そのヤミ金は警察に目をつけられることでしょう。
立件できるとなれば、逮捕もあります。
それを恐れ、取り立てに行かないヤミ金も増えています。
小口の貸付だから
小口の貸し付けということも、取り立てをしない
かつてのヤミ金は十万円単位で金を貸し付けるところが多かったよう。
一度、ヤミ金に電話をかけ、「5万円はど借りたいのですが」と頼んだら、「うちは小口の貸し付けはしていない」と断られました。
しかし、現在では、5万円でも多いほうです。
1~3万円の小口貸し付けがほとんどです。なかには、数千円単位のところもあります。
このような小口で取り立てにいったのでは割に合いません。
時間もかかるし、交通費もかかる。取り立てにいって、本人に会えるかどうかわからないし、まして、金がないのに回収できるかどうかわからない。
コストやリスクに見合わないため、取り立てにいかないというわけです。
距離が遠いから
最近のヤミ金はネットで営業をしているところが増えてきました。
ネットで広告を出したり、どこかの掲示板に書き込んだり、メールで営業をかけたり。
遠方の客にも貸し付けをします。
そのため、事実上、直接取り立てに行くのは難しいといえます。
数時間かけて1~3万円を回収しにいったのでは割に合いません。
交通費は客に払わせることになるでしょうが、そもそもお金がないから返済できないので、交通費を払えるとはかぎりません。払えなければ、ヤミ金が損をすることになります。
このため、取り立てにいかないヤミ金も多いのです。
このような理由で、現在は取り立てをするヤミ金が少なくなっています。
しかし、すべてのヤミ金融が取り立てをしないわけではありません。
なかには、損得を考えず、取り立てをするヤミ金もいます。
借りた本人やその家族のところにヤミ金がやってきて、怖い思いをすることもありえます。
心配な人は司法書士に相談しましょう。